記念すべき第1回は、重迫先生(学科長)担当の「現代芸術とサブカルチャー論」です。「サブカル」という言葉でも親しまれているサブカルチャー。NHKでも「ニッポン戦後サブカルチャー史」、「ニッポン戦後サブカルチャー史Ⅱ」という番組が過去に放送されていました。
しかし、そもそも「サブカルチャー」とは何なのでしょうか。こうしたことについても学ぶ事ができる貴重な授業だと思います。以下、重迫先生による紹介です。
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この講義では、初回ガイダンスの後、第2回「「現代」「芸術」「現代芸術」の定義」でそれらを定義した後、エヴァンゲリオンのテレビ版の第壱話を観ます。そして第3回「サブカルチャーの定義と研究する現代的意義」の回で、私の解釈を述べた後、ウルトラセブンの第8話を観て、アニメと特撮の関わり、「リスペクトの連鎖」、新しいものは古いものの中にあることについて考察します。
また、第5回「映画と特撮」の回では、SF映画の歴史のDVDを観た後、特殊撮影の果たす役割、またジャンルとしての特撮作品(ゴジラ、ウルトラマン等)の「リアル」について、そしてSFと現実との関係について考察します。続く第6回「円谷英二とジョージ・ルーカス」では、二人の生涯をたどりながら、「なぜ、子どもだけでなく大人も魅了する作品を生み出せたのか」を二人の共通点(子どもの時の夢、時代に対するメッセージ等)を比較しつつ考察します。
この講義でお勧めしたいのは、後半に始まる学生の研究発表です。
前半迄の理論的考察をもとに、各自がもっとも愛するサブカルチャーについて行う熱きプレゼンテーションはとても感動的です。毎年、学生だけでなく教員も、最新の作品やテーマを学ばせてもらっています。以下、「参考文献」のKAWADE 夢ムックのシリーズです。
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知っている作品や作家などありましたか?